うつ病ってなに?



私たちは時折、日常生活の中で不快な出来事を体験し、憂うつな気分になることがあります。通常であれば、本来そなわっている自然治癒力により、時間の経過とともに元気を取り戻すことができます。
しかし、時間が経っても精神的な不調が続き、悪化していくと生活への支障をきたすようになります。
仕事・勉強・家事などの社会的な活動をうまくこなすことができず、気分が回復しないまま、やがて身近な人との交際や趣味などといった本来楽しんでいたはずの私的な活動もとれなくなります。
脳の活力を失い、悪循環を繰り返す。
この状態が長期的に続くことを精神疾患としてとらえて、「うつ病」と呼ばれています。

「ストレスの原因」ストレスとは、もともと物理学の用語で、外からかけられた圧力によって物体に歪みが生じた状態のことを言います。 転じて、医学や心理学の領域においては、こころや体にかかる外部からの刺激を受けたときに生じる緊張状態をストレス反応と呼びます。
ストレスの原因には、天候や騒音・振動などの環境的要因、怪我や病気などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、人間関係、仕事などの社会的要因があります。進学や就職、結婚や出産といった喜ばしい出来事も環境の変化となりますから、結果としてストレスの原因となることもありえます。
ストレス反応は人によって違います。
心理面では、イライラ、不安、気分の落ち込み、興味・関心の低下。身体面では、頭痛、肩こり、腰痛、目の疲れ、動悸や息切れ、胃痛、食欲低下、便秘や下痢、不眠などさまざまな症状。行動面では、飲酒量や喫煙量の増加、仕事でのミスや事故などがありえます。
自らのストレスサインを知り、早い段階でストレスの原因を解消することが大切です。

「ストレスの対処」 人間は軽い不調であれば、深呼吸によって回復することができます。
深呼吸ときくと、大きく息を吸ってから吐き出すことを想像されるかとと思いますが、実は先に息を吐き切ることのほうが大切です。おなかの中の空気をからっぽにして、力まず、自然に入ってくる空気を吸ってください。ストレスを感じた時、まずは深呼吸を試してみてください。
十分な休息をとることも肝心です。
仕事や家事などの「これをやらなければいけない」という考えをなくして、まずはゆっくり休んでみましょう。
お風呂に入ってしっかり眠る。あるいは何もしない時間を作ってみてもいいかもしれません。
音楽を聞いたり、ゲームをしたり、電話で話しこんだり、本を読んだり、ペットと遊んだり、自分の家の中で自然に楽しめることに没頭することもいい休憩になります。
散歩、軽い運動などのスポーツ、ショッピングなどでも心身のリフレッシュが図れます。
休みの日は一度外の街や自然に触れて気分転換をしてみてはどうでしょうか。
それでもストレスを解消することが難しければ、一人で抱え込む前に誰かに相談してみてください。
心をオープンにして、人に話を聞いてもらい、また相手の言葉を素直に受けとめることによっても気分が楽になります。
仕事のストレスは、上司や相談し職場環境の改善に取り組んでもらうことができます。
たとえば同僚の喫煙や大声をなくしてもらったり、仕事の過剰なノルマを減らしたり。
パワーハラスメントやセクシャルハラスメントといった人間関係によるストレスであれば、職場の相談窓口で対策を講じてもらうこともできます。もし職場に窓口がなければ公的機関で相談されるとよいでしょう。
仕事が原因で心身の不調に陥った場合には、産業医や医師の面接指導を受けることもできます。
心療内科や精神科で主治医や臨床心理士に相談することは恥ずかしいことではありません。
悪化して生活に支障をきたす前に、未然に防ぐことが大切なのです。
このように、ストレスにはさまざまな対処方法が考えられます。
何もせず放置しておいては解決しませんから、あなたが一番気負わずできることから試してみてください。

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